Microsoft 365 E5 を導入すると ・・・ | ||
分類 | BEFORE | AFTER |
デバイスの保護 | データの持ち出しに手間がかかる(PC持ち出しの申請、データをUSBにコピーなど) | データはクラウドで安全に管理、どこからでもアクセスOK、いざとなればリモートワイプ |
IDの保護 | パスワードが知られると不正アクセスの危険 | 今まで使ったことがない未知の場所から接続されたときは自動的に多要素認証が要求されるから安心 |
パスワード管理 | たくさんのパスワードを使い分けるのに苦労、覚えきれなくて同じパスワードにしてしまうことも、、、 | シングルサインオンを設定することでいろいろなサービスにMicrosoft 365 ポータルから自動的にサインイン |
パスワードを忘れたらシステム管理者に連絡してリセットしてもらう | ユーザーがポータルから自分でリセットできる(セルフパスワードリセット機能) | |
脅威対策 | 従業員への注意喚起(パスワードの使い回しはダメ等) | リスクを自動的に判断、アクセスを禁止したり、パスワード変更を強制したり、いろいろな脅威対策を組み合わせて使える |
疑わしいメールが届いても添付ファイルを開封したり、リンクをクリックしたりしないように気をつける | 疑わしい添付ファイルやリンクを自動でチェック、サンドボックスで検査して、マルウェアと判断された場合ブロックする | |
感染に気づくのに時間がかかる、感染が発覚すると調査や脅威の除去のための機器回収など業務に多大な影響がでる | リモートから自動で影響範囲を特定し、脅威を除去できるため、業務への影響を最小限に抑えることができる | |
管理者がシャドウIT(会社が許可していないクラウドサービスやアプリ)の業務利用状況把握できない | 会社で管理している端末からアクセスしているクラウドサービスを可視化、利用の可否をコントロールできる | |
情報保護 | 機密情報の文書は「社外秘」と記載したり、限られた人だけがアクセスできるフォルダーに保存 | 文書を自動的に検索して秘密度のラベルを設定できる(手動での設定も可能) |
機密情報をメールで送るときはパスワード付きZIP(解凍用のパスワードを設定した圧縮ファイル)を添付、パスワードを別送 | メール添付するだけで安全に文書をやり取りできる(ラベルの機密度に応じて自動的に暗号化したり、閲覧や印刷などを制限) | |
コンプライアンス | 機密情報の漏洩が発覚してから内部不正の証拠をさかのぼって探るのは非常に困難 | インサイダーリスクマネジメント機能により、ユーザーの行動分析を通して内部不正を洗い出して対策を実施できる |
メールやチャットなどのコミュニケーションで、ハラスメント・過労・違法な業務命令などの発言をうっかりしてしまう可能性がある | コミュニケーションコンプライアンス機能によりメールやチャットのメッセージをスキャンし、不適切なメッセージを検出できる |